ボートフィッシングＬＥＯＮ

２００６年のコラム
ここでは、釣り以外のことで兄さんが感じたことや思ったことを書き記していきたいと思います。あまり面白くないかもしれませんが、暇つぶしにでもどうぞ(^。^)。

最新のコラム[2006/1/18]
この２日間ご予約がなかったので、本日は先日「Ｑ＆Ａ」で暴露してしまった、兄さんのもう一つのお仕事のお話をしてみましょうか(^。^)。昨日、本日と株式市場はＩＴバブルの崩壊時と同じような値動きをしており、２日間全面安となっております。切欠は、一昨日の夕方「ライブドアに地検が！」というニューステロップが流れました。「ライブドア」以外に資金が流れるなど、様々な憶測が流れましたが、兄さんはテロップを見た瞬間にＩＴバブルの崩壊時を思い出し、次の日の寄りで「ある銘柄」を全力で売る（空売りですね(^_^;)。）ことを決心しました。理由は様々ありますが、ここ数年、とくに昨年より個人が株式市場に参入してきて「猫も杓子も株！株！」と言い出しましたね。今日でも様々な雑誌が販売されております。まさに株ブームというところでしょうか？そこに昨年末の「ジェイコム事件」もあり、兄さんには「昨年」たくさんの人から「株を始めたいんだが・・・」と言う相談が来るようになりました。兄さんは基本的にこのような相談を受けますと、最近は真面目な人にほど「もう遅いから、やめろ」と言っています。ちなみ２年前はみんなに薦めましたが、あまり反応はありませんでしたね(^_^;)。これが日本人の良いところというか・・・悪いところというか・・・とにかく物事を先に考えずに「流行ったら」乗るけど・・・という人が多いです(^_^;)。その後、堀江氏や村上氏が一般の人にも知られるようになり、現状が生れました。ただ、色々な格言がある中に「主婦も株！株！」と言い出したら相場は終焉だと言う言葉があります。現在ではネットの普及により小学生でも株を購入し始めておりますね(^_^;)。 ※うちの家族には２年前に薦めましたが、断られました。。。しかし！！バブル期にもＩＴバブル期にも株をしなかった父が「株・株」言い出したことを聞き、不安は確信に変わりつつありました(^。^)。ちなみに兄さんの周りの５年以上の投資家＝ＩＴバブルの崩壊を知っている人達は「２００６年」に日経平均が２００００円になったところで終わりという予想が多かったですね。マスコミでは「戌年はドッグイヤー！」とますます騒ぎ立てました。兄さんは正月のご祝儀相場が終わるまでは「今回のＩＰＯバブル」にのり、買い方でいることを決めておりましたが、反面「何時、売り方（空売りですね(^_^;)）」になるかを考えておりました。１月１６日のザラ場で兄さんは「何か不穏な感じ」を受け、全てをキャッシュポジションにして手仕舞いました(^。^)。通常は持ち越すことが多いのですが、本当に不穏な値動きをしていましたので・・・。そして１６時頃、例のテロップが流れました。この時頭によぎったのが前述しましたとおりＩＴバブルの終焉です。然しながら、ヤフー掲示板など、どこを見ても個人はのんきに浮かれております。危機感がないというか・・・。さらに、「ライブドアの資金が他銘柄に流れる！」「押し目は買いだ～！（確かに最近はそうでした。）」のように盛り上がっております。兄さんの頭によぎった崩壊とは光通信が崩した相場です。「http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/kabutochou2.html#hikari　　http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/kabutochou3.html#hikari3」兄さんは幸いにも、高値で逃げて尚且つ売り方にのれました。理由は・・・やはり暴落相場を経験したことがあるか無いかの違いだと思います。この２日間で多くの個人投資家が莫大な損失を被っていることと思われます。特に信用買い残高が何千億円と言われておりましたので、信用買いをしていた人達は「全財産を失い、尚且つ、証券会社に追加証拠金を求められる」と思います。例で言えば１０００万円持ってる人が信用買いをすると３０００万まで買えます。しかしこの２日間のストップ安で銘柄にもよりますが、大まかに１日に１２％平均くらい下がりますので、１日の損失は約３６０万円、２日で７２０万円です。そして個人が特にたくさん集まっているＩＴでは１日に２０％以上下げるところもありました。昨年末より今年初めまで、特に多くの初心者の個人が参入し、中にはお正月に薦められて口座を開いたばかりで最近話題の「ライブドア」を購入したばかりの人もいたでしょう。ちなみに「ライブドア」関連の株は現在（1/18 13:44）値段も付いておりません。多く語ると複雑なので、簡単に言えばこの２日間で７５０円が５００円でも売れませんので７５０万が５００万でも売るに売れない状況です。しかも驚くべきことに信用の買い残が６００億円以上あるということです(^_^;)。現在「ライブドア」株を持っている人がどういう状況かは、もう・・・解りますね。（ライブドア関連保有者様！気を落とさずに！兄さんにもこういう経験ありますよ(^_^;)！）ここ最近は、信用の買い売り残が１９９０年のバブル期を越えておりました。当然オーバーシュートするのは時間の問題でした。この２日間で全財産をなくした人もいるでしょう。そしてライブドア関連を自分の能力以上に購入している人は・・・破産する人もでてくるでしょう。浅はかに「誰でも儲かる」ということは、やはりありませんね。兄さんも昔は大損したこともあります(^_^;)。このＨＰを見て頂いている、兄さんに株を始めたいと言った方、もう一度考えてみてください。また、その他の方で株に興味を持っていた方も再度考えてみてください。そして、残念ながらも今回の相場に参加していた方、そして不運にもライブドア関連の銘柄をお持ちの方、いくらでもやり直しが効きますので前を向いて歩いてください。お金なんてどうにでもなりますよ！心配しないで(^。^)！ファイト！そして兄さんの「ＬＥＯＮボート」に来られれば、色々とお話をお聞きすることもできます(^。^)。堀江氏への恨みなどなど(^_^;)。今回は釣りとは関係ない話ですが、この資本主義経済の中で生活している多くの方が関わる問題なので取り上げてみました(^。^)。それでは、次回の釣行記をお楽しみに！ ※ちなみに兄さんは、今後について次のように考えております。株価が先行して景気回復に向かうのは基本です。然しながら、今回は株だけが先走りました。また、ＩＴバブルと違い「景気」も間違いなく回復方向に向かっております。ですから、ここ当分は下げ基調が続くでしょうが、２００２年の時まで落ちずに反発すると考えております。悲しい言い方ですが、今回多くの個人が市場から去ったあと、株価は２００００円を超えるかもしれません。（注：先の事は誰にも解りません(^。^)。兄さんも明日は反発を狙うかもしれません(^_^;)。投資は自己責任でね(^。^)。）写真はライブドア株の売り気配２億６千万株、金額にして１０００億円以上です。見えないかな？

Boat Fishing LEON

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